先進医療とは、一般の保険で認められている枠を超え最新医療技術として厚生労働大臣から承認された医療行為を言います。
一般の治療と共通する診察・検査・投薬・入院料等の費用は、
保険の対象となりますが、それ以外の部分に関しては全額自己負担となるのです。
先進医療を受けるには、患者が先進医療を希望し、医者がその必要性と合理性を認めた場合のみ行われます。
また注意しなければならないのが、すべての医療機関が先進医療を認められているわけではないと言う事です。
医療技術ごとに一定の基準が設定されていて、その基準を満たしている医療機関のみになります。
先進医療の中には自己負担がかなりの高額になることもあります。
以下、代表的なものを何点かみてみましょう。
- 重粒子線治療
- 陽子線治療
- 生体部分肺移植術
これらの治療費は約100~300万程かかると言われてます。
万が一、これらの先進医療を受けたいとなった時に、かなりの負担を負う事になります。
近年、先進医療に対応した民間の医療保険が続々と増えてきています。
「月々の保険料が低い」、「数百万円~1千万円まで受けられる」というのが一般的なようです。
先進医療と聞いてもあまり身近に感じない人がほとんどかもしれません。
しかし先進医療の約7割はがん手術だと言われています。
ライフスタイルの変化にともないガン患者が増加している中、先進医療を自分たち自身の事として考える必要性があるのかもしれません。